【模試E判定から】早稲田大学商学部に合格!穴井さん編

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みなさんこんにちは。
武田塾 教務部の高田です。
今回も志望校に合格を掴み取った武田塾の生徒さんを紹介する合格者カレンダーです。

今回の生徒さんは、武田塾 田無校に通いながら浪人生活を経て早稲田大学 商学部に合格を果たした生徒さん、穴井さんです。

現役時代と武田塾で過ごした浪人生時代ではかなり違いがあったという穴井さんですが、どういったところに違いを感じたのかを始め、現役時代の成績や現役時代に受験した大学とその結果なども聞いていきたいと思います。

穴井さんが合格した早稲田大学 商学部

今回穴井さんが合格を果たしたのは、最難関私立大学と言われ、慶應義塾大学と肩を並べる早稲田大学です。

早稲田大学と言えば文系学部から理系学部まで幅広い学部が揃えられている総合大学で、40000人以上もの学生が所属しているマンモス大学とも言えます。学生数が多いからと言って早稲田大学は入りやすいのか、取っている学生数も多いのではないかと言ったら全くそうではありません。

早稲田大学の偏差値は62.5〜70とかなり高い水準を誇っており、政治経済学部の偏差値は67.5〜70、商学部の偏差値は67.5、教育学部の偏差値は62.5〜65、法学部の偏差値は67.5と学部単位で見ても偏差値の高い学部が非常に多いです。また、今回穴井さんが合格を果たした商学部は偏差値が67.5と大学の中でも高い偏差値を誇っています。

そんな商学部の倍率は2022年度で9.3。
一般選抜の地歴・公民型だと11.0と、数字だけ見てもかなりの難易度となっています。
早稲田大学 商学部 倍率|パスナビ

偏差値が高く名前の知れている名門大学だからという理由だけでなく、研究環境や勉強できる環境が整っている点や、社会的評価の高さ・専門分野が豊富などという理由から早稲田大学は人気を誇っています。

穴井さんの現役時代の状況

それでは早速、穴井さんの早稲田大学合格までの道のりを現役時代の状況から追っていきましょう!

穴井さんは現役時代に、早稲田大学・明治大学・法政大学・成蹊大学の4つの大学を受験しますが、成蹊大学に補欠で合格できたという状況で早慶・MARCHレベルは全滅。当時の偏差値は50後半でした。

穴井さんが現役時代に受験したほかの大学も説明しておくと、明治大学と法政大学は明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学が分類されるMARCHと呼ばれる関東にある難関大学群を示した名称になっており、明治大学は偏差値55〜65とMARCHの中でも1番高いレベルを誇っています。
引用:明治大学偏差値|パスナビ

また、法政大学はMARCHの中では比較的易しめと言われており、それでも偏差値は52.5〜65と高い水準となっています。
引用:法政大学偏差値|パスナビ

偏差値50後半から浪人生活をスタート|武田塾を選んだ理由から

様々な塾がある中で武田塾を選んだ理由としては、武田塾の説明会を聞いたときに、自分の足りない部分を分析して苦手を補う参考書学習を行う勉強がすごく合理的だと思ったという単純な理由がきっかけ。

そして穴井さんはなんとアルバイトをしながらの浪人生活となります…!

当たり前ではありますが、元々浪人する予定ではなかった穴井さんは塾と大学受験に必要な費用の半分以上は自分で出すという約束を親御さんとしていたため、勉強とアルバイトとかなりきつい日々を送りますが、約束を果たすために頑張って両立しました。

そんな穴井さんはマクドナルドで週4日、1日3時間のシフトで朝6時から朝9時まで。浪人生がアルバイトをするのであれば理想的な時間帯です。日中アルバイトをしてしまうと勉強する時間が減ってしまい、また夜アルバイトをしてしまうと生活リズムが崩れやすく、自分次第ではありますがアルバイト仲間の誘惑で退勤後に遊びに行ってしまうことも考えられます。

学校の無い浪人生は生活リズムが崩れやすいため、早朝にアルバイトを入れて生活リズムを崩さないことが大切です。穴井さんも朝起きるのが大変だったと言っていましたが、浪人生のアルバイト環境としては完璧です。

穴井さんも朝、マクドナルドでのアルバイトが終わってから武田塾に向かって勉強をするのですが、眠気と戦い。しかし親御さんとの約束を守るために穴井さんは睡魔と戦いながらも勉強に励みました。

やる気に満ち溢れていた浪人の春

浪人の春はやる気に満ち溢れており、1日10時間以上は勉強時間の確保ができていたといいます。

英語の勉強は大学入試改革にも対応しており、効率よく英単語を覚えることのできる単語帳「システム英単語[5訂版]」を活用して英単語を1つ1つ丁寧に暗記していき、大学入試の英熟語対策ができ、さらに収録されている長文は日大・共通テストレベルに対応している参考書「速読英熟語」も一緒に併用。

英文法は英文法の力を身につけたいすべての受験生向けに英文法基礎固めができる参考書「NEXTSTAGE(ネクステージ)」と、英文解釈に関しては、英文和訳を得点源にしたい英語が得意な受験生向けに作られた英文解釈解説書の「基礎英文解釈の技術100」

英語長文は入試英語長文問題を読めるようになりたい人向けの参考書「関正生のthe rules英語長文問題集1 入試基礎」と、中堅私立大学・共通テストレベルの長文演習をしたい人におすすめの参考書「関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル)」を活用します。

日大レベルの突破は6月

武田塾では段階突破テストを採用しており、(基礎徹底ルート⇨)日大レベル⇨MARCHレベル⇨早慶レベル⇨地方国公立レベル⇨東大レベルという段階があり、全ての生徒さんは基礎レベルである日大レベルからスタートし、次のレベルに移るためには、そのレベルの大学の過去問を解いて合格点以上の点数をたたき出す必要があります。

穴井さんも日大レベルからスタートし、日大レベルの段階突破テストを6月に受験したのですが、日東駒専の過去問の結果としては、英語87%・現代文89%、古文84%と1発合格。基礎をしっかりと固めることができたため、日大レベルは順調に突破することができました。

MARCHレベルに突入

日大レベルは6月に1発で合格することができたので、次はMARCHレベルに突入します。

英文の難易度×音読するのに適量な英文量になっている英語長文の読解問題種「大学入試レベル別英語長文問題ソリューション 2 ハイレベル」と「関正生のThe Rules英語長文問題集3入試難関 (大学入試)」を活用して勉強に取り掛かるのですが、意外とスムーズに進まず苦労したそうです。

MARCHレベルは日大レベル同様に1発合格とはいかず、何度かチャレンジしての合格でしたが、9月末にはMARCHの過去問でも8割以上を得点して合格を果たすなど、着実に実力を身につけていきます。

順調に進み、早稲田大学の対策に入る

10月からは志望校である早稲田大学の対策に取り掛かると武田塾の中でもかなり順調でいいペースで勉強を進めていった穴井さん。穴井さんの担当になった担当講師もたまたま1年前に浪人した講師で、過去問の分析にかなり詳しい先生でした。

担当講師は同じく浪人を経験しているということで穴井さんを最初から気にかけてくれていた莊なのですが、どのようにすれば成績伸びるのかについてアドバイスをしてくれるだけではなく、メンタル面でのケアもしてくれたのでかなり受験期のサポートになったと話してくれました。

早慶レベルに入り過去問に挑戦するものの、アクシデント発生

早慶レベルに入り、志望校である早稲田大学の過去問にも挑戦しますが、ここで早稲田大学 教育学部の過去問に挑戦するも50点中26点という、半分しか点数が取れないというアクシデントが発生し穴井さん本人もかなり落ち込んだそうです。

また同じタイミングで模試があり、早大入試プレといって志望校の合格判定が出るのですが、なんと穴井さんの合否判定は「商学部E判定」で合格可能性30%、偏差値は56とかなり低い数字をたたき出してしまいました。

MARCHレベルも突破し、早慶ルートを2か月ほど頑張ってきたころだったのでできるのではないかという気持ちが多少あったものの、この結果だったためまだまだ遠いのかと果てしない道のりを感じたそうです。

早稲田大学への壁はでかい!

ということで、ここから勉強方法を工夫し、過去問演習の振り返りを徹底的にしていきます。

穴井さん流、過去問演習の振り返り方法

1年前の現役時代の時は問題の〇・✖という合っているか合っていないかにだけ着目していたのですが、浪人時代はなぜ間違えたのかについてしっかりと分析をし、その間違えた原因から対策するべき参考書を見極めて勉強を進めていきます。

現役時代と比べて振り返りに時間をかけるようにしました。
早稲田大学の英語入学試験の制限時間は90分。
90分で1年間を解き、その分析に2時間・3時間もの時間を費やします。

ただ丸付けをして知腰解説を見て30分程度終わっていた現役時代と比べて、浪人生時代はしっかりと何時間もの時間を分析にかけたことでしっかりと原因を分析することができ、その原因を徹底的に潰すという作業をすることができました。

ここでのポイントは、具体的な解き方まで振り返ること。
この知識や表現を忘れていた!ということが原因の間違えももちろんあると思うのですが、アプローチ方法まで復習する受験生はあまり多くないのが現実。しかし穴井さんは知識や表現だけでなく、アプローチ方法まで着目して対策をします。

最初のころは抽象的過ぎて次をどうしたらいいのかというイメージが湧いてこなかったため、「どのように考えたら正解にたどり着くことができるのか」という点に着目。自分なりに問題を解くための考え方を考案し、ノートに書き尽くしたものを先生に見てもらい、「本当にこれで解ける?」「ここ甘いんじゃない?」というようなアドバイスをもらいながら徐々に考え方もグレードを上げていき、早稲田大学の過去問にも対応できるほどの実力を身につけていきました。

安定して過去問でも点数が取れるようになって、志望校の早稲田大学に1年越しの合格|まとめ

11月からは2・3か月間ずっと過去問演習に取り組み、最初は50%歯科得点することのできなかった過去問も安定して70%は獲得できるようになり、75%から80%弱まで得点できる徐知力を身につけました。

そして迎えた浪人1年目の入学試験。
早稲田大学は商学部・人間科学部・教育学部・社会科学部の4学部を受験し、商学部・人間科学部は合格。教育学部は不合格でしたが、社会科学部は現在、補欠合格待ちという状況。

しかし、穴井さんは商学部に進学予定です。

1年間の努力が報われるか否かのところで無事に合格することができ、きつかったアルバイトとの両立も成功し、志望校であった早稲田大学に1年越しで合格を掴み取ることができました。

穴井さんは今後、武田塾で講師として多くの受験生の力になりたい!ということで、武田塾での活躍も期待しています!

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志望校決定から入試当日までこの順番で勉強して、合格を勝ち取ろう!

  • 1.大学の偏差値・入試科目を知ろう!
  • 2.大学別の傾向と対策を知ろう!
  • 3.教科ごとの勉強法を知ろう!
  • 4.各教科、どんな参考書を
    使えばいいかを知ろう!
  • 5.参考書ごとの使い方を知ろう!